犬が物をくわえて持ってくる行動はとても可愛らしいですよね。
ポトッと目の前に置いてじっと見つめてきたり、そうかと思えばくわえたまま離さなかったり、置いてすぐどこかへ行ってしまったり。
犬が物を持ってくるとき、どのような心理が働いているのでしょうか。
今回は犬が物を持ってくる5つの心理について解説します。
一緒に遊んでほしい
犬がしっぽを振って物を持ってくるときは、あなたに「一緒に遊ぼう!」とアピールしている可能性が高いです。目の前に置いたり、時にはしつこく膝の上に置いてきたりすることも。これは一緒に遊んでほしいアピールです。
最近あまりかまってあげられなかったりはしていませんか?
こんな行動がみられるときは、ぜひ時間を作って一緒に遊んであげてください。
「かまって」と自分の存在をアピールしている
忙しい時や何かに夢中になっているときに犬がおもちゃを持ってきたり、物をくわえて目の前をうろうろしたりすることがあるかと思います。
それは飼い主さんにかまってもらいたくて、自分の存在をアピールしているのです。
そんな時は少しでも遊んであげると満足します。
もし本当に忙しくてかまってあげられないときは、「忙しいからダメ!」とらないで、後で遊ぼうねーと撫でてあげてください。それだけで犬にはちゃんと伝わるものですよ。
飼い主をからかっている
犬が物をくわえて持ってきたのに受け取ろうとすると逃げたり、スッと身をかわされたりすることってありますよね。
これも犬の遊びのひとつ。飼い主さんをからかって遊んでいるので、無理に取ろうとはせず取れないフリをしてあげたり、時には不意に奪おうとしたりして、相手をしてあげてみてはいかがでしょう。
愛犬の誘いに乗ってあげることで、喜んでくれること間違いなしです。
持ってきたことを褒めてほしい
犬が不意にテンション高く物を持ってくるとき、それは「見て!これ見つけたよ!」と飼い主さんに褒めてもらいたいのです。
犬には狩猟本能というのがあります。昔は野生で動物を狩って生活していたため、物を獲物として捉え、飼い主さんに持ってくることがあります。
「すごいでしょ?」とアピールしているので、何か見つけて持ってきたときは褒めたりしてリアクションしてあげると犬の気持ちも満たされます。
プレゼントを渡してくれている
犬が近くに物を置いてそっと寄り添ってきたり、スリスリしてきたりしたときは、それはあなたへのプレゼントの可能性があります。
あなたが元気のないときはそれを察して「元気出して!」と気遣ってくれています。犬は以前に体験したこと、飼い主の表情をちゃんと覚えています。これを渡したら喜んでくれたということを覚えています。そんなときはありがとうと抱きしめてあげましょう。
また、1番のお気に入りのおもちゃをそっと渡してくれる子もいます。それはあなたのことをとても信頼し、大好きだよという証ですよ。
犬がものをくわえながら持ってきたときは
いかがでしたか?犬が物を持ってくるのにはスキンシップやコミュニケーションの意味が込められています。あなたの愛犬はどれに当てはまるでしょうか。愛犬の表情やその状況から、感情を汲み取って接することで愛犬との絆がいっそう深まるのではないでしょうか。
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