どんな表情も可愛く愛おしい愛犬。
笑っている表情や喜んでいる表情はもちろん、ちょっぴり怒った表情やふてくされた表情も、飼い主様にとってはとても可愛いものだと思います。そんな表情が見たいから…と、ついイタズラを繰り返してしまうと、いつの間にか信用をなくしてしまうことがあるのでご注意下さい。
この記事では、愛犬から信用を無くしてしまうNG行動を7つご紹介致します。
撫でたり触ったりしてくれない
ワンちゃんは本来、飼い主様とのスキンシップが大好きな生き物です。撫でられると気持ちよさそうに目を細めたり、ちぎれんばかりに尻尾を振ったりと喜びを全身で表現してくれます。
そんなワンちゃんにとって、飼い主様が撫でたり触ったりしてくれないというのはとてもショックなことです。また、ワンちゃんの体の色んな場所を撫でることは、お手入れなどの練習にもなりますので、積極的にワンちゃんのことを撫でたり触ったりしてあげましょう。
マイナスの言葉を発する
人間の言葉を話すことは出来ないワンちゃんですが、人の話はよく聞いています。例え言葉の意味自体を理解することができなくても、それがプラスの意味の言葉なのかマイナスの意味の言葉なのかを飼い主様の口調やトーン、表情などから人間のように、もしかしたらそれ以上に理解をするのがワンちゃんの凄いところです。
そのため、ワンちゃんにマイナスの言葉ばかり発してしまうと、ワンちゃんからの信用をなくしてしまう可能性がございます。なるべくワンちゃんにはプラスの言葉で接してあげて下さいね。
後から迎えた犬をかわいがる
可愛い愛犬に兄弟を…と後輩のワンちゃんをお迎えするお家も珍しくありません。
多頭飼いは大変な面もありますが、ワンちゃん次第では遊び相手になったり、お留守番中寂しくなかったりと、良い影響を与えてくれるでしょう。
しかし、後から迎えたワンちゃんばかりを可愛がってしまうと、ワンちゃんが嫉妬をし、信用をなくしてしまう可能性が大です。最悪の場合「後輩ワンコが来たせいだ!」と後から来たワンちゃんをいじめてしまい、ワンちゃん同士の関係が悪くなってしまう可能性もございますので、後からワンちゃんをお迎えする場合、接し方には十分気を使いましょう。
家にいる時間が少ない
本来、群れで生活をしているワンちゃんは、お留守番自体があまり得意ではありません。飼い主様の動きをよく観察し、化粧をしたり荷物をまとめたりというお留守番前の行動パターンを理解し、その行動がみられると「これからお留守番をさせられる…」と悲しい気持ちになっています。
そして、飼い主様がなかなか帰ってこないと、不安やストレスを感じどんどん信用を無くしてしまうでしょう。出来る限りお留守番時間を少なくし、お仕事の都合などでお家での時間が少なくなってしまうお家はワンちゃんとの時間を大切にしてあげましょう。
叩いたり痛みを与える
イタズラをしてしまった時や他のワンちゃんとケンカをしてしまった時など、悪い事をしてしまった時であっても、叩くなど痛みを与える行為はやめましょう。
痛みを与える行為は、ワンちゃんからの信用を無くしてしまうだけではなく、撫でて貰えるはずの手や名前を呼んでもらえるはずの声など本来であれば嬉しいはずのものに恐怖を与えてしまうことで、ワンちゃんとの関係が余計に悪くなってしまいます。
視線を感じても無視する
言葉を話すことが出来ないワンちゃんは、アイコンタクトで色々なことを伝えてくれます。ワンちゃんが口角をあげ笑顔を見せたり、リラックスした状態でうっとりとした目で飼い主様を見つめてくる場合は飼い主様への愛情や甘えたい気持ちを目で表現しています。そういった表情を見せた場合は、飼い主様もワンちゃんの気持ちに応えて優しく視線を送ってあげて下さいね。
ただし、ワンちゃんが緊張状態や怒って目を見つめてくる場合は、飼い主様が目をあわせると、逆に警戒したり、ストレスに感じてしまう場合もございます。ワンちゃんがアイコンタクトで何を伝えようとしているのか、しっかりと理解してあげて下さいね。
嫌がることを強要してしまう
嫌なことを強要する相手のことを信用できないのは、人間もワンちゃんも同じです。
ワンちゃんが「これはキライ!」「これはやりたくない!」と態度で教えてくれているのにも関わらず、それを強要してしまうとワンちゃんからの信用を失ってしまいます。
ワンちゃんによって、キライなことや苦手なことは様々なので、飼い主様はワンちゃんの普段の様子や嫌がっている時の仕草をしっかりと観察しておきましょう。ワンちゃんが苦手なことに対しては、少しずつ慣らしながら教えてあげることで、ワンちゃんとの信頼関係を崩さずに教えてあげることが出来ますよ。
愛犬が飼い主を信用しなくなるのは、毎日の積み重ね
ワンちゃんが飼い主様のことを信用するかしないかは、毎日の積み重ねによってかわってきます。
飼い主様が大好きで優しいワンちゃんは、一度や二度嫌なことをされたくらいでは、飼い主様への信用はなくしません。しかし、それが積み重なっていくとワンちゃんもストレスに感じて信用をなくしてしまう可能性がございます。
そうならないためにも、ワンちゃんの気持ちを理解してあげてしっかりと信頼関係を築くことが大切ですね。
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