可愛い愛犬のいたずらに困っていませんか?いたずらと一口に言っても、ティッシュをビリビリに破いてしまう、スリッパを隠してしまうというかわいいものから、電源コードを噛んで感電してしまう、靴下を飲み込んで開腹手術になるなど命の危険に晒されるものまで様々です。
今回はそんなワンちゃんのいたずらをする理由と対策についてお話します。この記事がいたずらに困っている飼い主様の参考になれば幸いです。
愛犬がいたずらをする5つの理由
ワンちゃんのいたずらには様々な理由が隠されています。
今回はいたずらをする原因と考えられているよくある理由5つをご紹介します。
ただ遊んでいるだけ
飼い主様にとっては困ったいたずらも、ワンちゃんにとっては楽しい遊びになっているということも考えられます。例えば、ポイっと投げたティッシュをボール遊びと同じように取りに行き、飼い主様が取り上げようと追いかけるとワンちゃんにとっては楽しい追いかけっこのはじまりです。
一度そういった経験をすると「またあの遊びをしようよ!」と、置いてあるものにもいたずらをし、どんどん悪化する可能性もあります。
歯がかゆい
いたずらの中には、歯がかゆくて噛んではいけないものを噛んでいる可能性もあります。これは特に歯の生え変わり時期の子犬に多くみられるパターンです。
口の中の違和感を紛らわすために、椅子の脚や家の柱など固いものをガリガリと噛むのが特徴です。
この場合は、噛み応えのあるおもちゃなど噛んでも良いものを与えてあげましょう。
何かが動いていて気になる
動くものを追いかける本能から、いたずらをしている可能性も考えられます。
例えば、ユラユラと動くカーテンや飼い主様が履いているスリッパなどを追いかけてしまうのはこのパターンです。一度動いている時に追いかけて楽しい経験をすると、止まっている時でもイタズラしてしまうケースもあります。
こっちを見てほしい
ワンちゃんは飼い主様に構って欲しい時、本当はいけない事だとわかっていてもいたずらをして気をひくことがあります。
ワンちゃんの中にはいたずらをした時に、怒ってとりあげようとした動作を「飼い主様がこっちを見てくれた!」「追いかけっこをしてくれた!」と認識し、飼い主様と遊びたいときはわざといたずらをして気を引く子もいるようです。
お留守番のストレス
ワンちゃんは長時間お留守番をしていると、退屈さとストレスからいたずらをしてしまう場合があります。飼い主様がいない間にゴミ箱を漁ったり、テーブルの上を登ったり…中には壁に穴をあける強者もいるようです。
お留守番の前にいたずらしそうなものを取り除いておくことも大切ですが、寂しがりやのワンちゃんのために少しでもお留守番は減らしてあげて下さいね。
愛犬がいたずらする原因を突き止める
この記事でお話させて頂いたいたずらの理由はほんの一部です。
ワンちゃんによっていたずらをする理由は様々ですので、なぜワンちゃんがいたずらをしているのか原因を突き止める必要があります。
原因を突き止めることが困ったいたずらをやめさせるための第一歩になるでしょう。
いたずらは叱ることで対処できる
ワンちゃんが遊んでいるつもりでいたずらをしている場合や、動くものを追いかけていたずらをする場合など、ワンちゃん自身がいけないことだと分かっていないいたずらは、飼い主様がいけないことだと教えることで対処が可能です。
愛犬のいたずらをしつける時の注意点
今回はワンちゃんを叱るときのポイントをまとめてみました。いたずら以外の場合でも叱るときのポイントは同じことがいえますのでぜひ参考にして下さい。
いたずらの直後に叱ること
ワンちゃんのいたずらを叱る場合は、必ずいたずらから2秒以内に叱るようにしましょう。それ以上時間が経過してしまうと、ワンちゃんはなぜ自分が怒られているのか理解できない可能性が高いです。
そのため、留守番中に行われたいたずらに対しては叱っても意味がありません。留守番中のいたずらに関しては、叱らずに犬に構わずさっと片付けるようにしましょう。
構いすぎないこと
ワンちゃんがいたずらをして叱った後、反省している姿を見せているとついつい構って元気づけたくなってしまうもの。しかし、そこで構ってもらえるといたずらをすると怒られるけど構ってもらえると理解して、いたずらをする子もいるようです。
いたずらを叱ったあとは、少し心苦しいですがワンちゃんには構わずその場を離れるのもポイントです。
叱る言葉を統一すること
叱る言葉は、自分はもちろんご家族の中でも統一しましょう。いろいろな言葉を使うとワンちゃんが混乱してうまく伝わらない可能性があります。
「イケナイ」「ダメ」「ノー」など統一した言葉を落ち着いた低い声でワンちゃんに伝えましょう。大きな声や高い声はワンちゃんが遊んでもらっていると勘違いして逆効果です。
愛犬の気持ちを理解しながらしつけしよう
ワンちゃんが悪いことだと分かっておらずいたずらをする場合は叱ることも必要です。
しかし、お留守番のストレスでいたずらをしてしまう場合はお留守番の時間を短くする、運動不足でいたずらをしてしまう場合はお散歩や遊ぶ量を増やしてあげるなどワンちゃんがいたずらをする理由によって対処法は様々です。
ワンちゃんがどうしていたずらをしてしまうのか、愛犬の気持ちを理解しながらその子にあったしつけをしてあげましょう。
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