ワンクシアの宮田です。
今日4月6日は、私が獅子丸より以前に飼っていた、ロングコートチワワの愛犬「キューピー」の命日なんです。
ちょうど今年で5年経ちます。
早いものですね。
キューピーは名古屋市南区にある「長楽寺」で永眠しています。
今でもたまに会いに行きます。
キューピーは15歳で亡くなったのですが、それまで病気らしい病気もせず、とても健康な子でした。
唯一あったのが、14歳の時に腎臓の数値が悪くなって一週間ほど入院したくらいです。
そのあとは餌を病院から指定されていたものをあげていて、いつも通りの元気な様子でした。
年齢はそれなりにいっていましたが、あまりにも健康なので、ずっと「その言葉」を意識することはありませんでした。
しかし亡くなる2日前の夜に体調が急変しました。
夜中寝ていると、今まで聞いたことのない音が聞こえてきて、何かと思って起きてみるとキューピーの鳴き声でした。
その声からしてただ事でないことがわかりました。
しばらくしてから落ち着いたので、ひとまず朝をまち、仕事が忙しく休むこともできなかったので、母親に連絡して病院に連れて行ってもらうようにお願いしました。
いつもいく病院に連れて行ったところ、子宮がんでした。
手術をしようにも年齢が年齢ですので、、、とのことでした。
目の前が真っ白になりました。
母親はその後も諦めずに幾つかの病院を聞いて回ってくれて、高齢犬でも全然手術は大丈夫と言ってくれるお医者さんを見つけてくれました。
仕事が終わるのが遅かったため、母親に朝早くに迎えにいくと伝えました。
この時の判断を私は今でも後悔しています。
朝の4時くらいだったと思います。
母親から電話がかかってきました。
嫌な予感がしたのですが、その予感は的中しました。
母親がその後、キューピーを連れてきてくれました。
キューピーはもう動いていませんでした。
目はまだ開いていました。
部屋に連れていき、キューピーがいつも寝ていたベッドに寝かせて、目をそっと閉じました。
あまりにも突然のことすぎて、なかなか気持ちがすぐに追いつきませんでしたが、時間が経つにつれて実感が少しずつ湧いてきました。
その日は私は仕事を全てキャンセルし、ずっとキューピーの側にいました。
キューピーに縁がある人にだけ連絡もしました。
元嫁と子供たちは会いにきてくれ、花を供えてくれました。
そのまま丸一日、キューピーと最後の時間を二人っきりで過ごしました。
夜中に何度も目が覚めるのですが、その度にいつもみたいに寝息を立てていないかなと思ったりしましたが、そんなことあるわけもなく、それでも何回もそんな確認をしました。
最後看取ることができなかったのも思い出して後悔しました。
結局その日はほとんど眠れませんでした。
翌朝、キューピーを連れて長楽寺へ行き、葬式をして最後の別れをした後、火葬しました。
空も泣くように、雨が土砂降りの日だったのを今でも覚えています。
それがちょうど5年前の今日です。
キューピーが居なくなった後、しばらく心の中にポッカリ穴があいたような気分でした。
だからといって悲しいからずっと泣いているわけにもいかない立場でしたし、日常は変わらずあります。
でも仕事中はまだ良くても、夜になると思い出す。
そんな日々が続きました。
そんな時に色々ネットを見ていた時に、こんな記事を見ました。
(この手の諸説は色々ありますが、私が一番腑に落ちた内容でした)
犬を始め動物には魂がなく、天国などの存在はないが、人間に飼われたことがある動物は魂が昇格し、人間と同じように天国にいく。
そして飼い主が死んだ時、天国で自分が死んだことが分からず困っている飼い主を愛犬が迎えにくる。
飼い主はそこで死んだことを悟る。
そして天国でまた愛犬と暮らす。
という感じの内容だったと思います。
今は離れてしまったけど、自分にその時がやってきた時にまた会える。
その時までのお別れなんだって思うようにしました。
この記事のタイトルにある「愛犬の死からどうやって立ち直るか」の答えですが、私はこうやって考えるようにしました。
あとはありきたりですが、時間ですね。
夢にキューピーが出てきたことはないのですが、いなくなってしばらくは何となく足音が聞こえた気がすることは何度かありました。
でも時間が過ぎるとそういうこともなくなっていきました。
それでもキューピーのことは今でも思い出します。
天国で元気にやってるのかなって。
またいつか会えたらもふもふしたいなって。
しばらく犬を飼うつもりはありませんでしたが、3年がすぎた頃、色々な縁が重なって獅子丸に出会いました。
キューピーに対して後悔したことは、獅子丸ではしたくないので、全力で可愛がっています。
避けては通れない愛犬との別れ。
いつか必ず来るのなら、その日がきたときに後悔しないよう、ぜひあなたも、愛犬と素敵な日々をお過ごしください。
P.S
あ、そうそう。
もしお出かけするのなら、愛犬に着させる服はワンクシアのお洋服でお願いしますね(笑)